日常生活ですぐに始められる「膣トレ」とは
姿勢改善やダイエットにも役立つ「膣トレ」
膣トレとは、骨盤底筋群というインナーマッスルを鍛えることです。
骨盤底筋群を鍛えることは、美しい体型を維持するだけでなく、尿漏れや骨盤のゆがみ対策にも繋がり、日々を健康に過ごすために、とても大切なこと。
今回は「膣トレ」について。
その重要性をお伝えしていきます！
骨盤底筋群とは？
骨盤底筋群とは、子宮・膣・膀胱・尿道・直腸、これらの臓器をハンモックのように支えている重要な筋肉です。
主な役割の一つが排泄のコントロール。
膣やおしりを締めたり緩めたりすることで、便や尿をとどめたり排出したりしています。
そのため、骨盤底筋群が緩んでしまうと尿漏れが起こりやすく、快適な日常生活を送る上でも支障が出てしまいます。
こんな方は骨盤底筋が弱くなっているかも
・お風呂上がりに膣からお湯が出る。
・膣から「ちなら」という音が出る。
・椅子に座ってるとき膝が開く。
・気がつくと猫背になっている。
・座っている時間が多い。
・尿漏れしたことがある。
・運動をする習慣がない。
なにか1つでも当てはまる場合は、ぜひ膣トレを取り入れてみましょう！
近頃では、年齢に関わらず20代の尿漏れが増えています。
これは筋力の低下にくわえて、日本のお手洗いが洋式に変化したことも背景にあります。
和式のしゃがむ体制は、自然と骨盤底筋が鍛えられ、昔の女性はトイレに行くたびに膣トレが出来ていました。
膣が緩む前に対策を
膣が大きく開く産後は、膣が緩みやすくなります。
また、女性ホルモンの分泌量が低下する更年期以降は、骨盤底筋群を始めとした筋力の低下が始まります。
そのまま放っておくと、将来的に排尿障害や、子宮が膣から出てきてしまう「子宮脱」の心配があります。
骨盤底筋はインナーマッスルのため目には見えません。
そのため、意識をしづらく気づいた時にはとても弱っていた。ということもあるので気をつけましょう！
今すぐ出来る膣トレ
無理なく簡単に始められる膣トレをご紹介します。
まずは、日常生活の中で立っているとき、座っている時、お腹の底に意識を向けて膣をギュッと締めてみましょう！
次は、歩く時です。
同じようにお腹の底に意識を向けて、膣を締めながら歩いてみて下さい。
自然と背筋がピンと伸び、歩くだけでもじんわり汗ばんできます。
電車の中で、オフィスで座りながら、スーパーに行く時、出勤中…。
どんなシチュエーションでも簡単に始められる「膣トレ」
毎日続ける事で習慣化され、骨盤底筋群が鍛えられます。
さいごに
膣トレを始めるのに遅すぎる。ということはありません。
骨盤底筋群という身体の土台がしっかりすれば、内臓の位置も整い体の不調も改善しやすくなります。
女性が健康に美しく過ごすための近道となる膣トレ。
ぜひ、無理なく始められる事から取り入れてみて下さい。
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