はじめに
・歩くと擦れて痛い
・下着でヒリヒリする
・小さく切れてしまう…
そんなデリケートゾーンのお悩みを耳にすることがあります。
これらのトラブルは、根本に「乾燥」がかくれていることも。
皮膚が乾燥すると、バリア機能が弱くなり、いつもの下着やナプキン、歩くときのわずかな摩擦でも刺激を受けやすくなります。
今回は、そんな“擦れ・切れ”につながる原因と自宅でできる保湿ケアとして「オイル湿布」の方法をご紹介します。
「擦れや切れ」の原因とは?
乾燥によるもの
デリケートゾーンの皮膚は、顔や腕よりもずっと薄く、とても繊細な場所。
乾燥すると、うるおいを守る“バリア機能”が弱まり、外からの刺激に反応しやすくなります。
皮膚の表面は本来、うるおいの膜で守られていて、少しの摩擦やムレなどの刺激は受け流せるようになっています。
しかし、乾燥してこのバリアが薄くなると、ちょっとした刺激でもダメージを受けやすくなります。
たとえば、
- 歩くときの摩擦
- 下着やナプキンのこすれ
- 湿気によるムレ
こうした日常の刺激にも敏感になり、「ヒリヒリ・赤み・かゆみ・小さな切れ」などの不調につながりやすくなります。
特に小陰唇などの「粘膜部分」は、角質層がほとんどないため、バリア機能がより弱まりやすいのが特徴です。
そのぶん、乾燥や摩擦といった刺激にとても敏感で、うるおいによる保護がとても大切になります。
内側のゆらぎもトラブルのきっかけに
外側からの乾燥だけでなく、体のコンディションが乱れたときにもデリケートゾーンは影響を受けやすくなります。
免疫が下がっているとき
・おりものが増える
・膣内環境が乱れやすい
など、刺激に敏感になりやすく、かゆみや赤みが出ることも。
感染症による変化
おりものの、におい・色の変化や強いかゆみがあるときは、感染症が原因のこともあります。
「いつもと違う」と感じたら、早めに婦人科で相談を。
デリケートゾーンを守るカギは「保湿」
乾燥によってバリア機能が弱まると、ちょっとした刺激にも反応しやすくなってしまいます。
そんなとき、大切なのが “うるおいによる守り” をつくること。
「保湿ケア」は、皮膚をふっくらやわらかく保ち、摩擦やムレといった刺激に負けにくい状態へと整えてくれます。
うるおいのバリアがしっかりしてくると、
- 下着やナプキンによるこすれに強くなる
- ムレによる刺激もやわらぎやすくなる
- 切れにくく、擦れにくい肌状態をキープできる
顔も、乾燥しカサつくと赤みやかゆみが出てしまうように、デリケートゾーンも同じ。
「保湿ケア」が、繊細な場所を守るカギになります。
今日からできるオイルケア
毎日のうるおいケアで、やさしく守る
デリケートゾーンも、顔と同じように毎日の保湿がとても大切です。
乾燥や刺激から守るために、うるおいのバリアをつくってあげましょう。
毎日のオイル保湿ケア
〈タイミング〉
お風呂上がりなど、清潔な肌に。
〈やり方〉
- 清潔な手のひらにオイルをとります(500円玉大くらい)
- 手のひらで温めてから、指の腹でやさしく塗布
- 小陰唇まわりなど粘膜部分は、特に摩擦を避けてそっとなじませるだけで十分
〈ポイント〉
- ゴシゴシこすらず、やさしく馴染ませるように
- デリケートゾーン専用のオイルを使用する
- 肌の乾燥が強い時期は、朝晩の2回でもOK
週1〜2回のオイル湿布ケア
毎日の保湿にプラスして取り入れたいのが、「オイル湿布」
とくに乾燥が気になるとき、肌をやさしく包んでうるおいをチャージする方法です。
じんわりと温もりとうるおいが馴染んで、ふっくらやわらかな肌に整えてくれます。
〈タイミング〉
お風呂上がりなど、清潔な肌に。
〈やり方〉
- コットンにオイルをたっぷりしみ込ませる
- 清潔なデリケートゾーンに、やさしく当てる
- おりものシートやナプキンを着けて、下着へのオイルの染みこみを防ぐ
- ショーツを履いて、10〜30分ほど置くだけ(そのまま寝てもOK)
〈ポイント〉
- 乾燥が気になる季節や、生理後など
- デリケートゾーン専用のオイルを使用する
- 週1〜2回の丁寧なセルフケアに
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さいごに
冬は、顔や手と同じように、デリケートゾーンも乾燥しやすい季節です。
きちんとうるおいを保つことで、擦れやヒリつきなどのトラブルがやわらぐケースもたくさんあります。
まずはできることから、毎日の保湿ケアを。
とくに乾燥しているときは、ぜひオイル湿布の丁寧なケアも取り入れてみてくださいね。
健やかな皮膚を保つことが、快適な毎日につながっていきます。
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本記事は内容・効果などを保証するものではありませんので、予めご了承ください。
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