一年の節目「冬至」に。おすすめの養生と避けたいこと。

はじめに

来週12月22日は冬至です。
「ゆず湯に入る日」という印象がつよいかもしれませんが、冬至には、古くからの風習や、体をととのえるための知恵が詰まっています。

今回のコラムでは、冬至の意味や、当日にしたいこと・避けた方がよいことなどをご紹介していきます。
年末に向かうこの時期、からだと心をほっとひと息つけるようなヒントになりますように。

冬至とは何か

冬至(とうじ)は、一年のうちで昼の時間がもっとも短くなる日。
太陽が出ている時間がいちばん短く、「夜がいちばん長い日」ともいえます。

この日は、太陽の力がいちばん弱まる「陰」の極みのような日でもあり、ここを境に、またすこしずつ「陽」の気が戻り、日が長くなっていきます。
そのことから「再生のはじまり」ともいわれています。

中国の古い思想である陰陽の考え方では、“陰が極まれば陽に転ずる”というバランスの法則が大切にされてきました。
冬至はまさにその転換点。
一度終わりを迎え、あたらしいサイクルがはじまるタイミングとされています。

この冬至は、日本では古くから「心と体を整える日」「邪気を払って無病息災を願う日」として、さまざまな風習が受け継がれてきました。

冬至にすると良いこと

昔から「冬至にこれをすると運が開ける」と言われてきた習わしがあります。
ここでは、冬至の日におすすめの過ごし方をご紹介します。

  • ゆず湯に入る
  • 「ん」のつく食べ物を食べる
  • 小豆粥を食べる
  • 来年の計画を立てる
  • ふくら雀を見る

ゆず湯に入る

冬至といえば、やっぱり「ゆず湯」
ゆず湯の習慣には、いくつかの由来があります。
ゆずは香りが強く、古くから「邪気を払う」と信じられてきました。また、「冬至」と「湯治(とうじ)」をかけた語呂合わせでもあり、冷え込む季節に体を芯から温める“自然の養生法”としても受け継がれてきました。

ゆず湯の入り方3選

肌へのやさしさや香りの楽しみ方によって、ゆず湯にはいくつかの方法があります。
自分に合ったスタイルで、楽しんでみてくださいね。


① ゆずを丸ごと浮かべる(3〜5個)
もっともシンプルな方法。
洗ったゆずをそのまま湯船に浮かべるだけなので、手軽で見た目もかわいらしいです。皮の内側にある刺激成分が出にくいため、肌が敏感な方にもおすすめ。
香りは、やや控えめなので、3〜5個ほど多めに使うと、ふわっと香りが広がります。

② カットしたゆずを袋に入れて浮かべる
香りをしっかり楽しみたい方におすすめの方法です。
輪切りやくし切りなどお好みの形にカットしたゆずを、ガーゼや洗濯ネットなどに入れて湯船へ。
果汁や果肉が湯に溶け出すことで、ゆずの成分と香りがより感じられます。

③ 皮だけを使う
果汁や果肉を料理などに使いたい場合は、皮だけをネットに入れて湯船に浮かべる方法も◎
香りもしっかり出て、無駄なく使えます。


ゆず湯のポイント

  • 皮に含まれる「リモネン」という成分が、肌に刺激を与えることがあります。敏感肌の方やお子様は、丸ごと浮かべる方法が安心です。
  • もしピリピリするなど刺激を感じたら、すぐにシャワーで洗い流しましょう。
  • 湯船から出たあとは、肌に残った成分をやさしく洗い流すようにしましょう。
  • 追い焚きはNG

ゆず湯の効能

ゆずには、こんな嬉しい効能があるといわれています。

  • 血行を促す
    皮に含まれる成分が血流を促しめぐりがUP。冷えが気になる季節にぴったりです。
  • お肌のうるおいを守る
    果皮に含まれるビタミンCやクエン酸が肌をやさしく包み、しっとり感を保つサポートにもなります。
  • 香りでリラックス
    ゆずの皮に含まれる「リモネン」という香り成分には、緊張しがちな交感神経のはたらきをやわらげ、心を落ち着かせる作用があると言われています。
    気持ちが張りつめやすい年末の時期にも、そっと力を抜くきっかけに。

「ん」のつく食べ物を食べる

冬至には、「ん」のつく食べ物を食べると運がつく、縁起が良いとされています。
たとえば、なんきん(かぼちゃ)、れんこん、にんじん、ぎんなん、きんかんなど、「ん」が2回入っている食材は、特に縁起が良いとされ、昔から親しまれてきました。

これは、「ん」の音が“運”を呼び込むという言霊の考えに由来するもの。
運気が上向いていく冬至の日に、食べ物で運を“ととのえる”という、日本ならではの“げん担ぎ”のような習わしです。

かぼちゃの煮物や、れんこんのきんぴら、にんじん入りのスープなど、身近な食材で手軽に取り入れられるので、冬至の日は、食卓に「ん」をプラスしてみてくださいね。

小豆粥を食べる

冬至には、「小豆粥(あずきがゆ)」を食べる地域もあります。
これは、古くから小豆の“赤い色”には邪気を払う力があるとされていたため。

節目の日に、小豆を使った料理で身を清め、無病息災を願うという意味が込められています。

お粥にすることで、体にもやさしく、消化もしやすいため、内臓が疲れやすいこの時期にもぴったり。
体を内側から温めながら、冬の不調を整えるシンプルな養生ごはんです。

来年の計画を立てる

冬至は、「陰」がもっとも深まる日。
そして、翌日からはすこしずつ「陽」が満ちていく、自然のリズムの転換点でもあります。

流れが変わる日に、これからのことを思い描いてみるのは、ひとつの良い節目。
紙に書き出したり、手帳を開いて言葉を残したり、スマホのメモでも◎

小さな目標や希望を書き出してみると、気持ちが整い、あたらしい季節に向けての準備が自然とはじまるかもしれません。

ふくら雀を見る

冬の寒さの中、羽をふくらませて丸くなった雀の姿は、「ふくら雀」と呼ばれ、福を呼ぶ縁起のよいものとされています。
ふわっとした姿に、心がほっとゆるむ方も多いのではないでしょうか。

外に出るときは、公園の枝などに目を向けて、ふくら雀の可愛い姿を、探してみてはいかがでしょうか。
「今日はツイてるかも」と思えるような、小さな福のサインになるかもしれません。

冬至の日に避けた方が良いこと

冬至は、陰のエネルギーがもっとも強まる日。
あたらしい流れを迎える前に、無理をせず、自分をいたわる過ごし方が向いています。

  • 大掃除をする
  • 新しいことを始める
  • 夜更かしをする

大掃除をする

冬至は、あえて体を休めて“ととのえる日”。
大掃除など体力を使う行動は、避けた方が良いと言われています。

また、「運を掃き出してしまう」とも言われるため、この日は大がかりな掃除は控えて、気になる場所をさっと整える程度にとどめるのが◎

新しいことを始める

冬至は準備の日。
新しい習慣やスタートは、陽の気が高まる「冬至明け」からの方がスムーズに進むといわれています。

この日は、まず整えること・見直すことを優先に。

夜更かしをする

冬至は一年でいちばん夜が長い日。
早めに休んで心身を整えることが大切とされています。

夜ふかしをせず、あたたかくして早めに布団に入るだけでも、からだの回復力はぐっと高まります。

さいごに

冬至は、暦の上でもひとつの節目。
陰が極まり、陽に向かうこのタイミングに、ゆず湯に浸かって体をあたためたり、季節の風習をそっと暮らしに取り入れてみるのも素敵な過ごし方です。

節目を意識して、すこし立ち止まってみることで、気持ちもからだも自然と整っていくもの。

あたらしい流れを、気持ちよく迎えられますように。

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