美容や健康の大敵とされている「ストレス」
特に女性は、ホルモンの影響で心のバランスが不安定になりやすく、日頃からのストレスケアが大切です。
しかし、ストレスの発散方法は自分に合ったものでないと、逆効果になることがあります。
「自分はどんな方法でストレスを発散したらいいかわからない。」
意外とそんな方も少なくないのではないでしょうか?
本日のコラムでは、自分に合うストレスの発散方法の見つけ方をお伝えしていきます。
ストレスとは?
まず、ストレスとは外から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことを言います。
「暑い」や「寒い」といった気温の影響、「花粉での不調」もストレスになります。
中でも、現代社会でストレスの大半をしめているのが、目に見えないストレスといわれています。
人間関係や、仕事、家庭の問題などによる不安や怒り、プレッシャーが積み重なり大きなストレスとなります。
回避できるものもあればできないものもあり、ストレスの感じ方もそれぞれ違います。
自分に合うストレスの発散方法を見つける
まず、ストレスを発散する上で、自分はどんなタイプの人間なのかを自覚することがとても大切です。
楽しいと感じることは人によって違うからです。
例えば、陶芸のろくろ回しの様な、繊細な作業を集中して楽しめる人もいれば、逆につまらなくストレスに感じる人もいます。
一人が好きな人もいれば、人と楽しみたい人もいてそれぞれです。
誰かといたいタイプの人は・・
・友人とカフェでおしゃべり
・友人やパートナーとショッピング
一人でいる方が安らぐタイプの人は・・
・一人で散歩やカフェに行く
・一人で映画鑑賞や読書
家でゆっくりしていたいタイプの人は・・
・自宅でドラマや映画鑑賞
外出が好きなタイプの人は・・
・水族館や動物園、美術館など楽しいイベントに出かける
自然を感じたいタイプの人は・・
・緑の多い山や、海や川、自然に触れる
自分は何が楽しいのか?リラックスできるのか?ぜひ考えてみてください。
五感を楽しむ
五感で感じる心地の良いものを楽しむことも、ストレスの発散になります。
五感とは、「視覚」「嗅覚」「聴覚」「味覚」「触覚」です。
大切なのは、好き。心地よい。と思うものに触れることです。
視覚
・緑を見たり空を見たりする。
何気ない日常に綺麗と思える風景を探すのも、良いストレスの発散になります。夏から秋にかけては、雲が秋の雲に変わっていたり、お月見や紅葉も楽しめます。
嗅覚
・好きな香りで癒される。
アロマオイルを炊いたり、入浴剤を入れたり、香水を纏ったりと、好きな香りを嗅ぐことで心や体が休まります。
聴覚
・好きな音楽を聴く
好きなアーティストの気分が上がる曲や、癒される曲、その日の気分に合った曲を聴くと、溜まっていたモヤモヤを晴らすきっかけになります。
味覚
・好きなものを食べる
美味しいものを食べるとオキシトシンという幸せホルモンが分泌されます。オキシトシンは、幸せな気分になったりストレスの緩和に繋がります。
触覚
・気持ちの良いものに触れる
肌に手を当てることは心地良さに繋がります。頭皮のマッサージや体のマッサージはストレスや疲れが大きいほど気持ちよく、癒されます。
また、寝具を肌触りの良いものに変えることもおすすめです。触って気持ちいいと感じるものを選びましょう。
五感を癒やすことは、毎日を心地良くするために役立ちます。
しかし気持ちが落ち込んでいたり、ストレスで余裕のないときは、感覚が鈍くなり豊かに感じ取ることが難しくなります。
そんな時こそ、小さな心地よさに目を向け、好きなものを見つけてみて下さい。
無理をしない
普段は友人とお喋りするのが楽しいけど、今日は気分が乗らない。人にはそんな時もあります。
無理をせず、断ることもストレスを溜めないコツです。
自分はどうしたいのか?心に耳を傾け、しなくていい無理はできるだけ避けてあげましょう。
さいごに
ストレス発散のキーワードは、「好きなこと」です。
自分が心地よいと思う発散方法を見つけることが、日々を穏やかに過ごすヒントになります。
疲れた時、癒されたい時、私はこうする。そんなオリジナルのストレス発散方法を探してみましょう。
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