生理用品の定番といえば紙ナプキンですが、近年様々なアイテムが登場しています。
月経カップや、吸収ショーツ、聞いたことはあるけど、どんなものなのか?
自分に合ったアイテムが何か分からない。という方も多いのではないでしょうか?
始めは勇気がいるかもしれませんが、新しい生理用品を取り入れることで生理期間がずっと快適になるかもしれません。
生理用品の種類
紙ナプキン
学校の授業でも使い方を習うナプキン。
初めて使用した生理用品は紙ナプキンという方がほとんどではないでしょうか?
生理用品の売り場の大半をしめ、種類も豊富なため、経血の量などに合わせて選びやすいです。
近年では、吸収性ポリマーや化学繊維を使用しない、オーガニックコットンナプキンなど身体に優しいアイテムも販売されています。
メリット
・コンビニやドラックストアなどで販売され、手に取りやすい。
・種類が豊富で選びやすい。
デメリット
・敏感肌だとムレてかぶれやすい。
・激しい運動でズレて漏れることがある。
・オーガニックコットンのものは割高。
タンポン
ドラックストアでも目にするタンポンは、膣内に挿入して経血を吸収する生理用品です。
経血が外に出る前に吸収してくれるので、経血が出た時の不快感を感じないのが特徴です。
メリット
・ムレにくい。
・水泳や運動を楽しめる。
デメリット
・挿入に慣れが必要。
・取り出し忘れると感染症のリスクがある。
・長時間使用すると漏れることがある。
吸水ショーツ
「吸水性サニタリーショーツ」はショーツ自体が経血を吸収してくれるアイテムです。
最近ではユニクロやスリーコインズでも発売され話題になりました。
ショーツを履くだけなので、ナプキンを付けている時のゴワつきがなく快適に過ごせるのが魅力です。
ショーツによって吸収力が違うので、用途や使用時間によって選びましょう。
メリット
・ゴミが出ない。
・付け替える手間がない。
・ナプキンやタンポンを使用しなくていい。
デメリット
・洗濯機に入れる前に、手洗いが必要。
・においが気になる場合がある。
・量が多い日は履き替えが必要な場合もある。
月経カップ
ベルの様な形をしたカップを膣内に挿入し経血をためる生理用品です。
カップは医療用シリコンなどで作られていて、繰り返し使えるため、エコで経済的です。
経血が空気に触れることがないので匂いも気になりにくいアイテムです。
メリット
・長時間使用可能。
・ムレやかぶれがないため快適に過ごせる。
・匂いが気にならない。
デメリット
・慣れるまで練習が必要。
・経血を捨てる時に手が汚れる。
・初期投資がかかる。
・煮沸消毒やお手入れが必要。
(月経ディスク)
月経カップとよく似たアイテムに月経ディスクがあります。
月経カップのように膣内に挿入するタイプの生理用品で、浅いお椀の様な形をしており、そこに経血をためます。
月経カップとの大きな違いは、付ける位置です。
月経カップは、膣口に近い部分で使用しますが、月経ディスクはさらに奥の子宮頸部の下に装着します。
装着にはコツがいりますが、正しく装着すると違和感が少ないとされています。
布ナプキン
布でできた生理ナプキンのことで、使い捨ての紙ナプキンとは違い、繰り返し使うことができます。
コットンなどの天然素材でできているため、化学繊維でかぶれてしまう方におすすめです。
メリット
・繰り返し使えるのでエコで経済的。
・かぶれにくい。
デメリット
・洗濯の手間がかかる。
・外で取り替えた時に、持ち歩かなくてはいけない。
・乾きにくい。
使い始める時に
生理期間中に、初めてのアイテムを使用することは、漏れが気になったりと勇気がいることです。
初めは、普段使っているアイテムと併用して、慣れてきたら切り替えることをおすすめします。
例えば、
・月経カップはお休みの日に、ナプキンを付けた状態で装着をすることで、失敗しても安心です。
・吸収ショーツは生理の始まりや終わりかけの量が少ない時に使用することで、使用感や吸収してくれる安心感を試すことができます。帰宅してからの時間だけ履くのもいいでしょう。
最初は無理のない範囲で使用し、慣れてきたら日常に取り入れていきましょう。
さいごに
日本国内で、初めての生理用ナプキンが販売されたのは今から約60年前の1961年です。
当時の生理用品の選択肢は本当に狭いものでした。
現代では、ありがたいことに様々なアイテムが販売され選択肢がとても広がりました。
気になるアイテムは上手に取り入れて、少しでも快適な生理期間を過ごしていきましょう。
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