寝苦しい夜に。安眠をサポートするアロマの香りと取り入れ方

はじめに

夜、なんだか寝つきが悪い。
エアコンで冷えたり、蒸し暑さで寝苦しかったり…
夏は「ぐっすり眠れない悩み」が多い季節でもあります。

そんなとき、頼りになるのが「香りの力」。
昔から人は、植物の香りで心を落ち着けたり、自然のやすらぎを暮らしに取り入れてきました。

今回のコラムでは、夏の安眠におすすめのアロマをご紹介します。
寝苦しい夜に寄り添うヒントになればうれしいです。

アロマが安眠にいい理由

落ち着く香りには、眠りへのやさしいヒントが隠れています。

  1. 香りは“感情”にダイレクトに届く
  2. 自律神経のバランスを整えてくれる
  3. 大切なのは「好きな香り」

香りは“感情”にダイレクトに届く

「いい香りをかぐと、なんとなく落ち着く」そんな経験、あるかと思います。

嗅覚は五感の中でもちょっと特別。
香りは、脳の“感情をつかさどる部分(大脳辺縁系)”に直接届くため、考えるよりも先に「感じる」といわれています。
そのため、心や体の緊張をゆるめてくれる効果が期待できます。

自律神経のバランスを整えてくれる

アロマの香りは、自律神経にやさしく作用するといわれています。
交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)のバランスが崩れると、眠りの質にも影響が出やすくなりますが、植物の香りはそのバランスを整えるサポートに。
「なんとなく心が落ち着く」の裏には、こうした身体の仕組みが関係しています。

大切なのは「好きな香り」

安眠のために…と頑張っても、香りが苦手だと逆効果に。
大切なのは「自分が心地よいと感じる香りを選ぶ」こと。
そのときどきで惹かれる香りが違うのは、今の自分の心と体が必要としているサインかもしれません。

夏におすすめのアロマ

暑さで寝苦しいときに

蒸し暑い夜には、ひんやり爽やかな香りで気分もすっきり。
寝る前でも重くならず、空気をやさしくリセットしてくれます。

  1. ペパーミント
  2. レモン
  3. ユーカリ

ペパーミント

スーッとした清涼感が特徴。
体感温度を下げてくれるような涼しさがあり、蒸し暑い夜にぴったりです。
気分をリフレッシュさせてくれるので、寝る前のだるさ対策にも◎

レモン

さわやかな柑橘の香りは、気持ちをすっきりと整えてくれます。
寝苦しさでどんよりしがちな夜に、軽やかな空気をもたらしてくれる香り。

ユーカリ

すっきりとしたシャープな香りで、呼吸をラクにしてくれるアロマ。
湿気やエアコンで空気がこもりやすい夏の夜に、空間をクリーンに整えてくれます。
鼻づまりが気になるときにも◎

夏バテで疲れが取れないときに

胃腸の不調や、だるさが抜けないときに寄り添ってくれる香り。

  1. オレンジ(スイート)
  2. レモングラス
  3. ローズマリー

オレンジ(スイート)

ほっとする甘さが特徴のやさしい香り。
心をリラックスさせると同時に、前向きな気持ちにもしてくれるので、「なんとなくだるい…」と感じるときの気分転換にも◎
食欲が落ちているときにもおすすめです。

レモングラス

レモンのような爽やかさに、少しスパイシーさを感じる香り。
心と体に元気をくれるアロマで、疲労感を感じやすいときにぴったり。
気分をシャキッと整えたい朝や、1日をリセットしたい夜にも◎

ローズマリー

すっきりとしたハーブの香り。
胃腸の働きを助ける作用もあるとされ、夏の疲れや食欲不振が気になるときに心強い味方に。

安眠しやすいアロマ

眠りの質を高めたいときは、“安心感”をもたらすような、深く穏やかな香りがおすすめです。

  1. ラベンダー
  2. サンダルウッド(白檀)
  3. ネロリ

ラベンダー

“眠りのアロマ”といえばこれ。
やさしいフローラルの香りは、心と体の緊張をやわらげ、リラックスモードへと導いてくれます。

サンダルウッド(白檀)

深みのあるウッディな香りは、呼吸をゆっくりと整え、心のざわつきを鎮めてくれるような落ち着きがあります。
心身のバランスを整えたいときや、気持ちを内側に向けたい夜におすすめ。

ネロリ

ビターオレンジの花からとれる、希少でやさしい花の香り。
自律神経のバランスを整え、不安や緊張をやわらげてくれるといわれています。
「うまく眠れない」「気持ちがソワソワする」そんな夜のサポートにぴったり。

アロマの取り入れ方いろいろ

香りは、ちょっとした工夫で毎日の中に自然と取り入れられます。
自分に合うスタイルで、無理なく続けてみてくださいね。

  1. ディフューザーを使う
  2. ハンカチやティッシュに1滴、枕元に置く
  3. オイルで希釈してマッサージ

ディフューザーを使う

眠る前の空間に、やさしく香りが広がります。タイマー付きのものなら、寝ている間も安心です。

ハンカチやティッシュに1滴、枕元に置く

手軽に楽しめる方法。香りが強すぎないので、敏感な人にもおすすめ。

オイルで希釈してマッサージ

リラックスしたい夜には、デコルテや足裏やふくらはぎを軽くほぐすのも◎
(※精油は直接肌につけず、植物オイルで0.5〜1%程度に希釈して使いましょう)

さいごに

夏は、暑さや冷房による疲れにくわえて、気づかないうちにストレスも溜まりがちです。
眠りが浅くなると、心身の回復もうまくいかないこともあります。

眠ることは、心と体を整える大切な時間。
寝苦しい夜には、香りを取り入れてみるのもひとつの方法です。無理のない“やさしい習慣”として、気軽に楽しんでみてくださいね。

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