スキンケアだけじゃない?腸と美肌のいい関係

はじめに

乾燥やくすみ、ニキビ、肌荒れ…。
肌の悩みは、季節や体調によっても変わるもの。

スキンケアを頑張ってるのに、なんだか調子がいまいち。
そんなときは、「内側からのケア」に目を向けてみるのもひとつの方法です。

肌は、「腸内環境」と深くつながっているといわれていています。腸は“第二の脳”とも呼ばれるほど、体全体のバランスを左右する大切な場所。

今回は、そんな「腸と肌」の関係を解説しながら、“腸ケア”のヒントもご紹介していきます。

腸の働きとは?

「腸=食べたものを消化・吸収して、いらないものを出す場所」ですが、実はそれ以外にも、とても重要な働きを担っています。
たとえば、以下のようなものです。

  • 免疫機能
  • 自律神経との関係

免疫機能

腸には、体全体の約7割の免疫細胞が集まっているといわれており、風邪や感染症などから体を守るための働きにも関わっています。

自律神経との関係

腸は自律神経とも深くつながっていて、ストレスや気分の浮き沈みにも影響することがわかってきました。
腸内環境が乱れると気分が不安定になったり、反対にメンタルの不調が腸の不調としてあらわれることもあります。

“第二の脳”とも呼ばれる腸は、体だけでなく心のバランスにも影響を与える、繊細で大切な場所とされています。

「肌」と「腸」の関係

私たちが食べたものは、胃や腸で消化・吸収されたあと、血液にのって全身の細胞へと運ばれていきます。
肌細胞もそのひとつ。
必要な栄養がきちんと届くことでターンオーバーが整い、うるおいやハリのある肌が保たれています。

腸内環境の乱れると?

肌の栄養不足

腸内環境が乱れて消化や吸収がうまくいかなくなると、細胞が“栄養不足”の状態に。
その結果、吹き出物や乾燥、くすみなど、肌トラブルにつながることもあります。

老廃物の影響

腸内では、さまざまな菌がバランスをとって存在しています。
しかし習慣や食生活の乱れなどで悪玉菌が増えると、腸内に老廃物や有害な物質がたまりやすくなります。
それらが、血液にのって全身に運ばれるため、肌の炎症を悪化させたり、バリア機能を弱まってニキビや肌荒れのきっかけになることも。

良い腸内環境とは?

腸の中には「腸内細菌」と呼ばれる微生物たちが住んでいて、主に3つに分かれています。

  • 善玉菌
  • 悪玉菌
  • 日和見菌(ひよりみ)

善玉菌

乳酸菌やビフィズス菌など。体にとって良い働きをしてくれる菌。
腸内を酸性に保って、悪玉菌の増殖を抑える役割も。

悪玉菌

アンモニアや有害物質をつくる菌。免疫や代謝の低下、腸内の腐敗を進めてしまう原因にも。

日和見菌(ひよりみ)

善でも悪でもないの菌。善玉菌が優勢なときはおとなしく、悪玉菌が増えるとそちらに味方する性質あり。

この3つがバランスよく存在している状態が、腸にとって理想的。
特に「善玉菌が優勢」な腸内環境は、便通がスムーズになったり、免疫力が保たれたりと、全身の健康にもつながっていきます。

腸をととのえるヒント

腸内環境をととのえるために、むずかしいことをがんばる必要はありません。
日々の暮らしの中で、少しずつ意識できることを積み重ねていくのがポイントです◎

  • 発酵食品をとり入れる
  • 食物繊維をしっかりと
  • ストレスをためすぎない
  • 睡眠をしっかりとる
  • お腹を冷やさない

発酵食品をとり入れる

ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、甘酒などには、善玉菌をサポートする“乳酸菌”や“酵母”が含まれています。いろんな種類をローテーションしながら、自分の体調に合うものを探してみるのもおすすめ。
※たとえばヨーグルトを習慣にするなら、菌の種類によって、体との相性に少しずつ違いがあることも。2週間ほど続けてみて、お肌やお通じの変化を感じてみるのが◎

食物繊維をしっかりと

腸内の善玉菌のエサになる食物繊維。
野菜、海藻、きのこ、豆類などを意識してとることで、腸のはたらきをサポートしてくれます。
中でも「水溶性食物繊維」は、腸内の環境をととのえるうえで特におすすめ。
わかめ・ごぼう・りんご・大麦(もち麦など)などに多く含まれています。

ストレスをためすぎない

ストレスがたまると腸のリズムも乱れがちになります。
気分転換の時間をつくったり、心から楽しめる趣味もストレスの発散につながります。
自分に優しいひとときで心をほぐすのも大切な腸ケアのひとつです◎

睡眠をしっかりとる

寝ている間は、腸内の細胞がはたらきやすいゴールデンタイム。
しっかりと休息をとることで、腸のはたらきも整いやすくなります。
理想は「日付が変わる前に眠る」こと。むずかしい日は、照明を落とす・スマホを遠ざけるなど、“リラックスの準備”からはじめてみるのもいいかもしれません。

お腹を冷やさない

寒くなるこれからの季節。
お風呂でしっかり湯船に浸かったり、はらまきやインナーを活用したりして、お腹まわりを冷やさないように心がけてみてください。
お腹をあたためることは、腸のはたらきを助けるサポートにもなります。

さいごに

これからの季節、外側からの保湿ケアももちろん大切。
そして、それと同じくらい「内側からのケア」も美肌づくりの土台になります。

腸にやさしい習慣は、少しずつ心身もお肌も整えてくれるはず。
できることから、取り入れていきましょう。

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