はじめに
強い日差しが照りつける夏。
マリンレジャーや旅行、帰省など、外に出る機会が増えるこの時期は、紫外線対策が欠かせません。
日焼け止めを塗っているのに「うっかり焼けてしまった」「肌が荒れた」という声も少なくありません。
その原因は、“塗り方”や“落とし方”にあるかもしれません。
今回のコラムでは、日焼け止めの正しい使い方や選び方などを分かりやすくご紹介します。
お休み明けの肌トラブルを防ぐためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
日焼け止め、どう選ぶ?
日焼け止めにはいろんな種類があり迷ってしまうことも。
大切なのは「使う場面」と「肌へのやさしさ」で選ぶことです。
まずは、パッケージによく書いてある「SPF」と「PA」の意味を確認しておきましょう。
SPF・PAってなに?
SPF
肌が赤くなったり、ヒリヒリする“日焼け”の原因になる紫外線(UV-B)を防ぐ数値です。
数字が大きいほど、紫外線をブロックできる時間が長くなります。
PA
肌の奥にまで届いて、シミやたるみの原因になる紫外線(UV-A)を防ぐ強さを表します。
「PA+」〜「PA++++」まであり、「+」が多いほど守る力が強いとされています。
SPF・PAは、シーンに合わせて
- 日常生活(通勤・買い物など)
→ SPF20〜30/PA++ - 屋外での軽いレジャー(公園・スポーツなど)
→ SPF30〜50/PA+++ - 炎天下でのレジャー・海や山・長時間の野外活動
→ SPF50+/PA++++ - 敏感肌や子ども用には?
→ 紫外線吸収剤フリーの「ノンケミカル」タイプを選ぶと、肌への刺激が少なめ。
日焼け止めのタイプとおすすめシーン
日焼け止めにはさまざまなタイプがあり、使い心地や効果もそれぞれ。
シーンに合わせて、自分の肌やライフスタイルにぴったりのものを選んでみましょう。
- クリームタイプ
- ジェルタイプ
- スプレータイプ
- ミルクタイプ
- スティックタイプ
- パウダータイプ
①クリームタイプ
しっとり濃厚なテクスチャーで密着力◎
SPF・PA値が高いものが多く、紫外線カット力も頼れるタイプ。
おすすめシーン
- 長時間屋外にいる日
- 海、登山、スポーツなどアウトドア全般に
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②ジェルタイプ
みずみずしく、サラッと軽いつけ心地。白浮きしにくく、伸びも抜群。
スキンケア感覚で使いやすく、ベタつきが苦手な方にも◎
おすすめシーン
- 通勤・通学、買い物などの日常使い
- メイク前のUVケアとしても便利
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③スプレータイプ
シュッと吹きかけるだけでOKの手軽さが魅力。透明で白浮きなし。
手が届きにくい背中や髪、頭皮にも使える万能タイプ。
おすすめシーン
- 外出先での塗り直し
- 髪・頭皮のUV対策
※ムラ防止のため、手でなじませるのが◎
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④ミルクタイプ
乳液のようにやわらかく、なめらかなテクスチャー。
ジェルとクリームの中間の使用感で、肌にやさしい処方のものも多め。
おすすめシーン
- 敏感肌や子どもの肌に
- 散歩や近所の買い物など、軽めのUVケアに
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⑤スティックタイプ
固形バーム状で、手を汚さずピンポイントに塗れるタイプ。
携帯性もよく、外出時の“重ね塗り”に便利。
おすすめシーン
- 頬骨・鼻・唇など、焼けやすい部分の追加ケアに
※広範囲の使用には不向き。他の日焼け止めと併用がおすすめ
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⑥パウダータイプ
サラサラの仕上がりで、メイクの上からも使えるお助けタイプ。
UV効果はやや控えめ、テカリ・崩れ対策として◎
他のタイプとの併用が理想
おすすめシーン
- メイク直し時のUVケアに
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顔に塗るときのポイント
日焼け止めは、スキンケアのあと・メイク下地の前に使うのが基本。
ムラなくやさしく塗ることで、紫外線から肌をしっかり守ることができます。
塗るタイミングは「スキンケアのあと」
化粧水や乳液が肌になじんでから、日焼け止めを塗りましょう。
肌がベタついているとムラの原因になるため、軽くティッシュオフしてから塗ると◎
適量は“パール粒2個分”が目安
少なすぎると効果が十分に発揮されません。
おでこ・両頬・鼻・あごに5点置きしてから、やさしく伸ばしていきましょう。
(一度に塗らず、2回に分けて塗るとムラになりにくい)
塗り忘れやすい場所に注意
・鼻の横
・フェイスライン
・まぶたや目の下
・耳や首のつけ根(屋外の場合)
鏡で横顔や首まわりもチェックすると◎
こすらず、トントンとやさしく
摩擦は肌の刺激に。広げるときは、手のひら全体でやさしく包むように塗りましょう。
体に塗るときのポイント
顔よりも広い面積に塗る「体」は、塗りムラや塗り忘れが起きやすい場所。
特に屋外で過ごす日は、汗やこすれにも強い日焼け止めを選んで、しっかり塗ることが大切です。
量はたっぷり
「塗りすぎかな?」くらいでOKです。
使用量が少ないと、紫外線を防ぐ効果が落ちてしまいます。
腕や脚などの広い部分には、直線状に出してから手のひらで、くるくると円を描くように伸ばすとムラなく塗れます。
塗り忘れが多いポイント
・首の後ろ
・うなじや耳の裏
・ひじ、ひざの裏側
・足の甲や指先
・手の甲や手首まわり
一見、日が当たらなさそうでも、反射や横からの光で焼けることもあるので、塗り忘れないようにしましょう。
汗・摩擦・水に注意。こまめな塗り直し。
レジャー時はこまめに塗り直しましょう。
汗をかいたり、タオルで拭いたり、水に入ったりすると、日焼け止めはどうしても落ちてしまいます。
特に海やプールでは「ウォータープルーフタイプ」を使い、2〜3時間おきの塗り直しを意識しましょう。
落とし方の注意点
日焼け止めは、肌を守ってくれる一方で「しっかり落とすこと」も大切です。
顔に使った日焼け止め
メイクを落とすときと同じように、クレンジングを使うのがおすすめ。
日焼け止めのみでも、肌への負担を避けるためにやさしく落としましょう。洗顔後の保湿ケアもしっかり忘れずに。
体に使った日焼け止め
「落ちやすいタイプ」は、石けんやボディソープで落とせます。
「ウォータープルーフタイプ」や「SPF50以上」のしっかりめのものは、安価なものでも構わないので、クレンジングを使うようにしましょう。
落としきれずに肌に残ると、毛穴詰まりや肌荒れなどのトラブルの原因になることも。
さいごに
夏の紫外線は、肌にとって大きな負担に…。
正しく日焼け止めを使うことで、肌をしっかり守りながら、心地よく夏を楽しむことができます。
選び方や塗り方、落とし方のちょっとした工夫を取り入れて、自分の肌をやさしく守る。
そんな“夏の習慣”をはじめてみてくださいね。
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