はじめに
ここ数年で大きなブームになっているサウナ。
最近では個室サウナや女性専用の施設も登場し、日常的にサウナを利用している女性が増えています。
そこで本日は、サウナがもたらす女性にとって嬉しい効果と、注意すべき点をご紹介していきます。
女性とサウナのメリット
美肌効果
サウナに入ると体が温まって血液の循環が良くなります。
それに加え、毛細血管密度が上昇するということがわかっています。
その結果、隅々まで酸素や栄養が行き渡り、顔色が良くなり、美肌効果に期待ができます。
免疫力UP
サウナに入り深部体温を上げることにより、体内の免疫細胞が活性化されます。
さらに、HSP(ヒートショックプロテイン)という免疫細胞を修復するタンパク質が増加するため、免疫力UPに繋がります。
むくみが軽減される
むくみの主な原因は、運動不足や血行不良、ホルモンバランスの変化などにより、水分がリンパや細胞間に溜まってしまうことで起こります。
サウナでたっぷり汗をかくことで、体内の余分な水分を排出し、むくみを軽減する効果が期待できます。
特に、塩サウナで体に塩を塗ると、浸透圧により発汗が促され、よりむくみを解消しやすくなります。
ファスティング効果
サウナに入ると「代謝ホルモン(甲状腺ホルモン)」が分泌されます。
人は食事を取れなくなった時のために、体にエネルギーを貯蓄しています。
代謝ホルモンが分泌されると、「食事で得た分」から「貯蓄分」に変わります。
(サウナ前〜サウナ中に糖分を摂ると、代謝ホルモンが出ないため、ファスティング効果を得たい場合は、サウナ前の食事や糖分を含むドリンク摂取は控えるようにしましょう。)
サウナで気をつけること
脱水症、熱中症
1回のサウナで失う水分量は400〜500mlと言われています。
無理して長時間サウナ室に入るのは危険です。
サウナ前や外気浴時に、しっかりと水分補給をするようにしましょう。
心臓への負担
サウナの高温環境は心臓に大きな負担をかけることがあります。
心疾患や高血圧のある方は、血圧の変動や心拍数の増加に注意が必要です。
肌や髪が乾燥する
サウナの高温環境は、肌や髪に負担が掛かります。
お顔をタオルでカバーしたり、サウナハットやタオルターバンをして守るようにしましょう。
サウナ後の代謝が高まった肌はぐんぐん水分を吸い込みます。
サウナから上がったら、いつも以上にお顔と髪に栄養を与えてあげることが大切です。
それでも乾燥が気になるという方は、ドライサウナではなくウェットサウナ(ミストサウナやフィンランド式サウナ、塩サウナ)がおすすめです。
サウナの入り方
①入浴前の水分補給
脱水症の予防と汗をかきやすくするために、サウナに入る前はしっかりと水分補給をしましょう。
冷たい水は体を冷やすため、常温のお水がおすすめです。
②髪、体、顔を洗う
マナーの観点とサウナの効果を高めるためにも、サウナに入る前は全身を洗って清潔にしておきましょう。
メイクや余計な皮脂を落としておくことでサウナに入った時に汗が出やすくなります。
③サウナに入る(5〜12分)
体をタオルで拭いてからサウナ室に入りましょう。
サウナに入る時間は体調に合わせて5〜12分が目安です。
風邪を引くと悪寒がする部分の、背中の真ん中あたりが温まったら、全身が温まった合図になります。
(注意点)
女性の場合、生理周期によって体調は変化していきます。
特に生理前の1週間は倦怠感や疲労感を感じやすくなるため「長時間サウナに入らない」「水風呂は避けて水シャワーにする」「外気浴を長くする」などして体に負担がかかり過ぎないようにしましょう。
反対に、生理後1週間の卵胞期(キラキラ期)は肌の調子や体調が良い時期なので、サウナで美容効果を得るのに良い期間です。サウナを始めるには卵胞期がおすすめです。
④水風呂は長くて1分
サウナ室から出たら、汗をシャワーで流して水風呂に入ります。
20秒〜1分を目安に上がります。
(注意点)
息は止めて入ると心臓へ負担が掛かりやすいため、息を吐きながら入りましょう。
サウナに慣れていない場合は、無理して水風呂には入らず、ぬるめの水シャワーを浴びて体を慣らしていきましょう。
⑤外気浴
外気浴(休憩)は水滴を拭いて外気浴スペースに移動しましょう。
できるだけ横になり5〜10分休みましょう。
体の末端が少し冷たく感じる程度が目安です。
③〜⑤を3セット繰り返す。
サウナに慣れていない場合は、3セットまでにしておきましょう。
さいごに
サウナは注意点を守り入れば、女性にとって嬉しい効果をもたらしてくれます。
春は、冬から体が目覚める時です。
サウナで良い汗をかいて春支度はいかがでしょうか??
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※1 本記事は内容・効果などを保証するものではありませんので、予めご了承ください。
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