「お正月の風習・行事」新しい年をととのえる小さな節目

はじめに

あけましておめでとうございます。
2026年も、Oakをどうぞよろしくお願いいたします。

新年最初のコラムでは、「なんとなく知っているつもりで、実はあまり知られていない」お正月の風習をテーマにお届けします。

たとえば‥

  • 「あけましておめでとう」って、いつまで言うのが正解?
  • 鏡開きっていつ?
  • 「松の内って、どういう意味?」など‥

身近な習慣でありながら、ふとしたときに「あれ?」と感じることもありますよね。

今回は、そんな年始のキーワードをいくつか取り上げて、わかりやすくご紹介します。
一年の始まりに、日本の季節行事に少し目を向けてみるきっかけになればうれしいです。

暦で見る新年の区切り(松の内・小正月)

お正月ムードがいつまで続くのか、実は地域によって少し違うのをご存じでしょうか?

松の内とは?

「松の内(まつのうち)」は、お正月飾りを飾っておく期間のこと。門松などを立てて年神様をお迎えするこの時期は、いわば”お正月の本番”。

関東・東北・九州では1月7日まで、関西では15日まで、とされるのが一般的ですが、地域によって差があるとされています。一般的に松の内が明けてから行われるのが「鏡開き」です。

「明けましておめでとうございます」は、この松の内までに言うのがよいとされています。

小正月とは?

1月15日ごろを「小正月(こしょうがつ)」と呼びます。

年始の慌ただしさが少し落ち着くこの時期は、昔から “お正月の終わりに、ひと息つくタイミング” として大切にされてきました。

この小正月の時期に行われる代表的な行事が「どんど焼き」です。

どんど焼きとは?

  • お正月飾りや、去年のお守りなどを焚き上げる火祭り
  • 年神様を炎でお見送りし、無病息災を願う行事
  • 地域によっては、お団子や書き初めを一緒に焼く風習もあります

どんど焼きに参加してみたい方は…?

「◯◯(地名)+どんど焼き」で検索すると、近くの神社や地域の開催情報が見つかることも◎

お正月飾りや古いお守りを持って、地域の年迎えの風習にそっと触れてみるのもおすすめです。

食でととのえる「新年の習わし」

年始の行事には、無病息災や一年の健康を願う“食”の風習もたくさんあります。
ここでは、1月前半に行われる「七草粥」と「鏡開き」をご紹介します。

1月7日:七草粥(ななくさがゆ)

春の七草をおかゆにしていただく、古くからの風習です。

  • 七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)を刻んで入れる
  • 年末年始で疲れた胃腸をいたわる、やさしい食事
  • 一年の無病息災を願う

1月11日ごろ:鏡開き(かがみびらき)

年神様をお迎えするために供えた鏡餅を、家族でいただく日。

  • 鏡餅を木槌などで割って、小さくして食べる(包丁など刃物は使わないのが、ならわし)
  • 「割る」ではなく「開く」と言うのは、末広がりの意味で縁起をかついでいるため
  • おしるこやお雑煮にして、いただくのが一般的

歳神様(としがみさま)の力を分けてもらう。という意味も込められていて、食べることでお正月に一区切りをつける行事でもあります。
地域によって日付が異なる場合もあるので、その土地の風習に合わせて行ってみてくださいね。

さいごに

お正月の風習や日本の伝統行事は、日々の中で自然と続いてきたものも多くあります。

そのひとつひとつに、目を向けてみると、新しい年を健やかに過ごすための知恵や、自然への感謝、人とのつながりを大切にする想いが込められています。

2026年も、忙しい毎日の中に、ちいさな“節目”や“想い”を感じながら過ごせますように。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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