はじめに
暑さが落ち着き、食卓にも少しずつ秋の味覚が並び始める季節。
なかでも「きのこ」は、毎日の料理に取り入れやすい食材のひとつです。
秋は、夏の疲れが出やすく、肌やからだの調子がゆらぎやすい時期でもあります。
そんな季節にうれしいのが、食物繊維やビタミン類、抗酸化作用など、美容や健康を支える栄養を含むきのこ。
今回のコラムでは、秋の味覚、きのこの栄養や種類ごとの特徴をご紹介します。
美容と健康を支える、きのこの栄養
きのこに含まれる代表的な栄養素をご紹介します。
きのこの種類によって含まれる栄養や量は異なりますが、それぞれの特徴を見てみましょう。
- 食物繊維
- ビタミンB2
- ビタミンD
- カリウム
- エルゴチオネイン
食物繊維
きのこには、β-グルカンなどの食物繊維が含まれています。
腸内環境を整える働きがあり、β-グルカンは免疫機能もサポート◎
ビタミンB2
「美容のビタミン」とも呼ばれるビタミンB2。
肌や粘膜を健やかに保つ働きがあり、毎日の美容を内側から支えてくれる。
ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、骨の健康を支える。
日光を浴びることで体内でもつくられますが、日照時間が短くなる秋冬は意識したい栄養素のひとつ。
カリウム
体内の余分な塩分を排出し、水分バランスを整えてくれるカリウム。
塩分をとりすぎたときの、むくみ対策にも役立ちます。
エルゴチオネイン
きのこに多く含まれる、抗酸化作用をもつ成分。
酸化ストレスから細胞を守り、エイジングケアとしても注目されています。
きのこ別に見る、栄養の特徴
きのこは種類によって、含まれる栄養にも少しずつ違いがあります。
- しいたけ
- 舞茸
- ひらたけ
- ぶなしめじ
- えのきたけ
しいたけ
きのこの中でも食物繊維が豊富なしいたけ。腸内環境を整え、毎日の腸活をサポート◎
また、美容のビタミン「ビタミンB2」も豊富に含まれています。
舞茸
ビタミンDを豊富に含む舞茸。
天日に当てることでビタミンDがさらに増えるため、調理前に軽く天日干しすると◎
香りがよく、炊き込みご飯など秋らしい料理にもよく合います。
ひらたけ
抗酸化作用をもつ、エルゴチオネインが豊富。
しめじやまいたけと比べて、約10倍のエルゴチオネインを含むといわれています。
エイジングケアや美肌を意識した食事に◎
ぶなしめじ
カリウムを多く含む。体内の余分なナトリウムの排出を助け、むくみ対策にも。
クセが少なく、さまざまな料理に合わせやすいのも魅力です。
えのきたけ
食物繊維とビタミンB1を多く含む。ビタミンB1は、疲れにくいからだづくりをサポートしてくれます。
旨みが出やすく、鍋やスープにもおすすめ◎
今年は国産松茸にも注目
秋の味覚を代表する松茸。
今年は長雨などの影響で豊作となっている地域もあり、例年より手に取りやすい価格で販売されているようです。
国産松茸は人工栽培が難しく、ほとんどが天然もの。
旬の時期にしか味わえない、秋ならではの食材です。
松茸の香りをつくる成分のひとつが「マツタケオール」。
食欲をそそる香りで、リラックス作用についても研究されています。
松茸ごはんや土瓶蒸しなど、豊かな香りを楽しみながら、秋を感じてみるのもいいですね。
いつもは少し特別な松茸も、今年は身近に楽しめる機会が増えそうです。
さいごに
香りや食感もさまざまで、美容や健康にうれしい栄養も含まれるきのこ。
お味噌汁や炒めもの、炊き込みご飯など、その日の気分や料理に合わせて選ぶ楽しさもあります。
旬のおいしさを楽しみながら、いろいろなきのこを食卓に取り入れてみてくださいね。
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【参考記事】
8種類のきのこで比較! 旬のきのこの栄養ランキング - ウェザーニュース
https://www.hokto-kinoko.co.jp/kinokolabo/jiten/jiten12/
腸内環境を整え、肌のうるおいを守る!きのこの栄養素「食物繊維」と「エルゴチオネイン」【ホクト】 - Wellulu