はじめに
女性は年代によってホルモンバランスが変化していきますが、この変化に伴いデリケートゾーンの環境も変化していきます。
以前より、おりものが増えたり、乾燥しやすくなったりと変化を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
本日のコラムでは、世代別のデリケートゾーンや体の変化についてお伝えしていきます。
女性ホルモンと共に変わるデリケートゾーン
幼少期〜初経
一人でトイレに行けるようになる幼少期には、尿が上手に拭き取れず痒みが出ることがあります。
子供の健康を守るためにも、擦らない拭き取り方を教えたり、お風呂の時間に専用のソープで優しく洗う練習をして「デリケートゾーンは優しく扱うところ」という事を伝えておきましょう。
初経は、10〜14歳までに来ると言われています。
個人差があるため10歳に初経を迎えたり、14歳を過ぎても来ないこともあります。
おりものが出始め、アンダーへアや脇毛が生え始めたり、胸にしこりや痛みが出始めたりしたら、もうすぐ生理が始まるサインです。
様々な変化に戸惑うことも多い時期ですので、家庭でも生理のお話をして安心して初経を迎えられる環境を整えることが大切です。
思春期10代
思春期は、皮脂が多く分泌されてニキビができやすい時期です。
デリケートゾーンもお顔と同じように汗や皮脂の分泌量が多く、ムレやすい状態になります。
また、生理周期が安定していない時期でもあるため、いつ生理が来るか分からず、ナプキンを長時間使用することもムレやかぶれに繋がります。
それに加えて、10代は子宮が未成熟のため生理痛が重い時期でもあります。
無理なダイエットは避けて、きちんと栄養を摂り体温を上げるようにしたり、お腹や腰を温めて生理痛の対策をするようにしましょう。
日常生活に支障が出るほど痛みが辛い場合は、婦人科で相談しましょう。
20代・30代
女性ホルモンの分泌が最も活発な時期で、妊娠・出産に向けた体になる時期です。
おりものの分泌量が最も多くなり、常に蒸れやすい環境です。
仕事などで忙しく、おりものシートやナプキンをなかなか取り替えられずにいると、蒸れて痒みやかぶれを引き起こします。
また、ストレスからPMSや肌荒れ、生理不順などの症状が出る人も多い時期です。
妊娠中
20代〜30代は、妊娠出産を経験する女性が多くなる時期です。
妊娠中は女性ホルモンの影響からおりものが増えます。また、肌も敏感になるため、痒みが起こりやすくなります。
40代以降
40代からは女性ホルモンの減少により、お顔と同じようにデリケートゾーンも乾燥しやすくなります。
おりものの分泌も減り、膣内も乾燥しやすくなることで、膣の自浄作用が弱まり、炎症や感染が起こりやすくなります。
外陰部や膣の乾燥が強くなると、刺激に敏感になり、痒みやかぶれのトラブルを引き起こす原因になります。
また、50代〜60代と年齢を重ねていくと筋力が弱まり尿もれに悩む方も多くなります。
尿もれによる刺激も、乾燥したデリケートゾーンに強い刺激を与えてしまいます。
さいごに
デリケートゾーンは思春期〜30代までは蒸れやすく、40代以降は乾燥しやすくなります。
世代別に変化していくデリケートゾーンですが、全ての世代で正しい洗浄と保湿が大切です。
清潔に保つことと、保湿でお肌を守ることを意識して、トラブルの起きない環境を整えていきましょう。
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