はじめに
現代は忙しい生活やストレスから、無意識のうちに呼吸が浅くなりがちです。
浅い呼吸は、自律神経の乱れや集中力低下など、体や心の不調を引き起こします。
一方、深くゆったりとした呼吸は、心と体にとって非常に大切な役割を果たします。
深呼吸は、リラックス法だけではなく、健康の源ともいえるものです。
今回は、深呼吸がもたらす効果について詳しくお伝えします。
呼吸とは?
呼吸は、私たちが普段意識せずに行っている大切な働きです。
生命を維持するために欠かせないもので、酸素を体に取り込み、エネルギーを生み出す役割を担っています。
そして、呼吸の役割はそれだけではありません。
呼吸を整えることで、心が落ち着き、血圧の安定にもつながるなど、心身に良い影響をもたらします。
深呼吸の効果
深呼吸は、特別な道具もいらず、いつでもどこでも簡単に出来る健康法です。
ここでは深呼吸がもたらす効果についてお伝えしていきます。
- リラックス効果
- 幸せホルモンが分泌される
- 代謝UP
- 集中力UP
- 睡眠の質が上がる
リラックス効果
浅い呼吸が続くと、体は無意識のうちに緊張状態に。
深く息を吸い、ゆっくり吐き出すことで、筋肉のこわばりがほぐれ、心までリラックスできます。
仕事や家事の合間にひと呼吸置くだけで、気持ちがほぐれます。
幸せホルモンが分泌される
深呼吸をすると、副交感神経が優位になり、心が落ち着きます。
このとき「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、気持ちが穏やかに。
なんだか気分が沈むな…というときこそ、ゆっくり息を吸ってみましょう。
代謝UP
深い呼吸は酸素をたっぷり取り込むので、血流が良くなり、体のめぐりが活発に。
すると、細胞が元気になり、代謝がアップしやすくなります。
「最近、冷えやすい」「疲れがとれにくい…」という人は、深呼吸で内側から代謝を上げてみましょう。
集中力UP
仕事や勉強中、「気が散る」「集中できない」 そんなときは、深呼吸をしてみましょう。
脳にしっかり酸素が届くと、頭がスッキリして集中力がアップします。
睡眠の質が上がる
寝る前に深呼吸をすると、心身がリラックスし、自然と眠りにつきやすくなります。
寝つきが悪い、眠りが浅いという人は、就寝前の深呼吸を習慣にしてみましょう。
深呼吸のやり方
- リラックスした姿勢で行いましょう。
(座る、仰向け) - 両手を下腹部にあて、口から息を吐き切ります。
- 鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
- 吸った時の倍の時間をかけて、口からゆっくりと吐ききります。
このサイクルを3~5回繰り返します。
日常的に深い呼吸をするために
現代人が呼吸が浅くなりがちな主な原因は、ストレス、デスクワークや姿勢、そして運動不足の3つです。
日常的に浅い呼吸にならないように、以下のことを意識していきましょう。
- 姿勢を良くする
- ストレッチを取り入れる
- 深呼吸を習慣にする
姿勢を良くする
猫背や前かがみの姿勢は呼吸を浅くしてしまいます。
背筋を伸ばし、肩をリラックスさせて、胸を開くように心がけましょう。
立っているときも座っているときも、姿勢を良くするだけで呼吸が深くなります。
ストレッチを取り入れる
肩周りや胸を開くストレッチを日常的に取り入れることで、肺が広がりやすくなります。
胸を開くように肩を後ろに引いたり、首を左右にゆっくり倒して肩をほぐしたりすると、胸が開き呼吸が楽になります。
深呼吸を習慣にする
1日の中で何度か、意識的に深呼吸をする時間を作りましょう。
朝起きたときや仕事の合間、ふとした瞬間に深呼吸をすると心身に良い影響をもたらします。
さいごに
深呼吸は、心と体にとってとても大切な健康法です。
忙しい日常の中で意識的に深い呼吸を取り入れることで、リラックスや集中力アップ、代謝促進などの効果が得られます。
簡単にできる深呼吸を習慣にして、心身ともに元気な毎日を送りましょう!
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