【妊活スタートのための基本ガイド】夫婦で取り組む妊娠への準備

はじめに

子どもを望む男女にとって、妊活にはいろいろな取り組みが必要です。
でも、「そろそろ妊活を始めたいけど、何から始めたらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか？

本日は、妊娠に向けて意識しておくと良いことや、気をつけたいポイントをお伝えします。子どもが欲しいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

妊活とは？

妊活は、今すぐ妊娠を希望している方だけでなく、将来自然に妊娠しやすくするための体づくりや生活習慣を整えることも含まれます。
また、夫婦で妊娠について話し合ったり、妊娠に関する知識を学んだりすることも大切な妊活の一部です。

何から始めたら良いのか？

妊活とは具体的に何をするのかご紹介していきます。

パートナーと妊娠に向けて話す

妊活とはどちらか一方が頑張るのではなく、2人で取り組むものです。
パートナーとよく話し合い、妊娠前からお互いの意識を共有しておくことがとても大切です。

お互いに協力していくために、ライフプランや気持ちを話しておきましょう。

子供が欲しいということに対する度合いや価値観は人ぞれぞれです。お互い、具体的に子供をどう望んでいるのか共有しておくことが妊活の第一歩になります。

選択によって、事前の準備や費用等が変わってくるため、お互いの意見を共有しておきましょう。

例えば、仕事と子育てを両立するためには、「周りのサポートが受けられるかどうか」が重要です。
そのため、事前にしっかり話し合っておくことが大切です。

規則正しい生活

妊娠に向けた体づくりのためには、規則正しい生活習慣が欠かせません

出産するためには健康な母体であることが大切です。日頃から、まずは健康的な生活を送ることを心掛けていきましょう。

生理周期と基礎体温のチェック

生理周期は、生理開始から次の生理が始まる前日までの日数のことで、25〜38日が一般的な生理周期です。
基礎体温とは、安静時の体温のことをいい、排卵日など妊活に重要な要素を知ることができます。
起床後すぐ毎日基礎体温を記録するようにしましょう。

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禁煙

ニコチンが体内に吸収されると、血管が収縮し卵巣機能が低下します。
その結果、生理不順や無月経などが起こりやすくなったり、遺伝子を傷つけてしまう可能性があるとされています。

また、妊娠中の喫煙は、低体重や早産の発生率を高めますが、これらのリスクは妊娠前の喫煙によっても上がると言われています。
妊娠を望む方はできるだけ早めに禁煙をしましょう。

冷え対策をする

冷えにより卵巣の血流が悪くなると、卵子が成熟しにくくなり、未熟な卵子が排卵しても受精がうまくいかない可能性があります。
また、子宮まわりが冷えていると、受精卵が着床する内膜のベットの厚みが足りず受精しても着床しづらくなる原因になります。

お腹を冷やさないためのハラマキもおすすめです。

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病院での検査

妊娠に向けて婦人科の先生に相談することも妊活のひとつです。
妊活のアドバイスの他、体の検査を受けることで子宮や卵巣の状態、妊娠に関わる病気の早期発見にも役立ちます。
また、検査は女性だけでなく、男性も受けることが大切です。精子の量や運動量に異常がないか調べておくようにしましょう。
妊娠するためには、男女両方の体の状態を把握しておくことが肝心です。

さいごに

本日のコラムでは、妊活は何をするのか、気をつける習慣などについてご紹介しました。
赤ちゃんを授かるためには、お互いを理解し、生活習慣の改善や、健康状態を知っておくことなど、妊娠への環境を整えることが大切です。
パートナーとよく話し合い、2人で同じ方向を向けるように、できることから取り組んでいきましょう。