はじめに
今年も気付けば12月に入り、慌ただしく過ごす方も多いのではないでしょうか?
外は寒く乾燥しているなか、忙しさが続くとどうしても体調を崩しがちになります。
免疫を高め、疲れた体を癒す1番の方法は、ぐっすりと眠ることです。
しかし、寒さから途中で目覚めてしまったり、なかなか寝付けなかったりと、冬の不眠に悩む方も少なくありません。
そこで、本日は「仙骨を温める」健康法をご紹介していきます。
仙骨を温めるだけで、快眠以外にも嬉しい効果が期待できますので、是非ご覧ください。
仙骨とは?
仙骨はちょうどお尻の割れ目の上にある逆三角形の骨のことです。
背骨を支える1番下の骨で下半身とも繋がり、体の要となる重要な役割をしています。
仙骨を温めると快眠につながる理由
自律神経が整う
ぐっすりと寝るために必要なのが自律神経が整っていることです。
自律神経は背骨に沿うように通っています。
仙骨には、リラックスや安眠に関わる副交感神経の束が下腹部に向かって伸びています。
筋肉や脂肪がつきにくく、骨に直接刺激が伝わりやすい仙骨は、効果的に副交感神経を刺激できる部位とされています。
仙骨を温め刺激することで、体のリラックススイッチが入り、快眠に繋がります。
快眠の他にも仙骨を温めると良いとされる効果がいくつかあります。
体の中心の「血流」が良くなる
仙骨は骨盤の中心の骨で、骨盤の中には女性にとって重要な子宮や卵巣があります。
仙骨の近くに通る血管は、お腹周りの血流に大きく関係しているため、仙骨が温まると、骨盤内の臓器である子宮や卵巣、腸などの血流が良くなります。
そのため生理痛やPMS、更年期トラブル、不妊、便秘や下痢の症状の改善が期待できるとされています。
女性のバランスを整える「ツボ」
仙骨には「八髎穴(はちりょうけつ)」という8つのツボがあります。
このツボは子宮や生殖器に関わり、妊活、更年期トラブル、生理痛に有効とされています。
生理の時に腰を温めると楽になるのは、このツボが腰の下部の仙骨にあるからです。
その他にも、お腹全体の巡りも良くなるため便秘や下痢、腰痛、頻尿や尿もれにも良いとされています。
背面にあるためなかなかツボ押しは難しいですが、仙骨を温めることで、このツボを刺激することができます。
仙骨の温め方
シャワーで温める
仙骨を温める方法はとても簡単です。
40度位のシャワーを30秒ほど当てるだけで十分に温まります。
毎日の習慣にするようにしましょう。
カイロで温める
生理痛やPMS、冷えを感じたら仙骨にカイロを貼ることで体の中心が温まります。
骨の上で熱が伝わりやすいため、低温やけどには注意しましょう。
この2つの方法なら忙しくても手軽に始められ、無理なく続けることができます。
さいごに
仙骨を温めることで副交感神経が優位になり疲れた体をぐっすりと休ませることができます。
女性の健康に有効な血管やツボもあり、様々な効果が期待できます。
仙骨を温めてしっかり睡眠を取り、忙しい12月を乗り切っていきましょう。
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