はじめに
残暑が長引いていますが、少しずつ夜風に秋の気配が混じるようになってきました。
スーパーにも、秋の味覚が顔を見せはじめていますね。
なかでも注目したいのが「秋刀魚(さんま)」
今年は、サイズも脂ののりもよく、ここ数年では一番の当たり年とも言われています。
今回は、そんな秋刀魚の栄養素や選び方など、女性の体と美容にうれしいポイントを交えてご紹介していきます。
秋刀魚の栄養素と効果
秋の味覚"秋刀魚"は、美味しさだけでなく、女性の健康や美容をサポートしてくれる栄養がたっぷり。
夏の疲れやお肌のダメージをリセットしたいこの時期に、まさにぴったりの食材です。
主な栄養
- DHA・EPA(オメガ3脂肪酸)
- ビタミンD
- 鉄分(特に血合いや内臓に多い)
- ビタミンB12
- たんぱく質
- ビタミンE・セレン
DHA・EPA(オメガ3脂肪酸)
秋刀魚に含まれる良質な油です。
血流を促進し、くすみやすい肌に透明感をプラス。
冷えの巡りサポートにも◎
ホルモンバランスの乱れによるイライラ対策としても注目されています。
ビタミンD
カルシウムの吸収を助け、骨を強く保つ栄養素。
女性に多い骨粗鬆症予防に役立つほか、ホルモンバランスを整えてくれるため、気分の落ち込みや秋バテ対策にも◎。
鉄分(特に血合いや内臓に多い)
貧血予防に欠かせない栄養素。
特に女性は月経などで不足しやすいため、意識してとりたい栄養のひとつです。
秋刀魚では、血合い部分や内臓に多く含まれており、食べられる方はそのままいただくのもおすすめ。
ビタミンB12
赤血球の生成を助けて貧血を予防し、疲労回復にも◎
ストレスで乱れがちな神経の働きをサポートし、忙しい毎日の元気をチャージ。
たんぱく質
肌や髪、爪の土台となるたんぱく質も豊富。
コラーゲンの生成を助け、ハリや弾力のある肌づくりに。
低カロリーで、ダイエット中でも安心して取り入れられます。
ビタミンE・セレン
どちらも抗酸化作用があり、紫外線ダメージを受けた肌の修復や、シミ・くすみの予防に効果的。
セレンは免疫力アップにも◎。
女性に嬉しいポイント
- 夏の紫外線ダメージをリセット(DHA・EPA・ビタミンE)
- 季節の変わり目の疲れやだるさ対策に(ビタミンB12・D)
- ホルモンバランスのサポート(ビタミンD・オメガ3)
- ダイエット中にも◎(低カロリー&高タンパク)
美味しい秋刀魚の選び方
秋刀魚は、鮮度と脂ののりが美味しさの決め手。
お買い物のときに参考にできる、美味しい秋刀魚の見分け方をご紹介します。
- くちばし(下あご)が黄色い
- 目が澄んでいる
- 猫背の秋刀魚
- 全体に光沢がある
くちばし(下あご)が黄色い
下あごの先が鮮やかな黄色をしているものは新鮮な証拠。時間が経つと茶色に変わってしまいます。
目が澄んでいる
黒目の周りが透明で、にごりのない目をしているものを選びましょう。
猫背の秋刀魚
頭から背中にかけてこんもり盛り上がっていて、幅広でずんぐりしているものは脂がのっていて◎
全体に光沢がある
つやっとした光沢がある秋刀魚は、鮮度も◎
秋刀魚の美味しい食べ方
定番の「塩焼き」で、香ばしく
・秋刀魚といえば、やっぱり塩焼き。皮はパリッと、身はふっくら。
・焼き方のコツをおさえると、グッとおいしくなります。
秋刀魚の美味しい焼き方はこちら
https://mi-journey.jp/foodie/27943/
じっくり煮て、骨までやわらかく
・煮付けにすると、骨までほろっと食べられて、カルシウムもばっちり。
・弱火でコトコト煮るのがポイントです。
秋刀魚の骨までやわらか煮レシピ
https://www.sbfoods.co.jp/recipe/detail/05170.html
さいごに
かつては「秋といえばサンマ」と言われるほど、食卓の定番だった秋刀魚。
でも、ここ数年は漁獲量が減り、思うように獲れない年も続いています。
今年のように“おいしい秋刀魚”に出会えることは、自然からのささやかな贈りもののようにも感じます。
季節の恵みに感謝しながら、旬の栄養をしっかりいただいて、心も体もすこやかに、秋の毎日を楽しめますように。
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本記事は内容・効果などを保証するものではありませんので、予めご了承ください。
【参考記事】
さんまの栄養素・タンパク質量を解説。栄養の特徴やおすすめレシピも紹介
秋が旬のさんま!美容や健康に嬉しい効果とは - 株式会社Asmy
脳や血管だけでない!女性の悩みに答えるDHA/EPAの効果 - たかくらとくらす Takakura