更年期世代の見方?美肌や血液サラサラに。チョコレートがもたらす健康効果とは

はじめに

チョコレートは「太りやすい」「肌に悪い」といったイメージが持たれがちですが、実は近年、チョコレートの原料であるカカオが持つ栄養素が、健康食品として注目されています。
特に更年期世代の女性にとって、嬉しい成分が豊富に含まれているのがチョコレートです。

今回は、チョコレートがもたらす健康効果についてご紹介します。

適切な摂取量や、チョコレートの選び方についてもお伝えしますので、ぜひ購入の際の参考にしてくださいね。

チョコレートは発酵食品?

チョコレートの原材料であるカカオ豆は、カカオの樹の種子から得られます。
実は、チョコレートは味噌や納豆と同じ発酵食品です。収穫したばかりのカカオ豆には、私たちがよく知るチョコレートの香りはありません。その香りは、発酵と焙煎の過程で生まれるものです。

カカオ豆をすり潰してペースト状にしたものを「カカオマス」と呼びます。チョコレートは、このカカオマスから絞り出されたカカオバターを使って作られます。

カカオに含まれる成分

  • カカオポリフェノール
    抗酸化作用があるとされ、健康に良いとされています。
  • テオブロミン
    カフェインに似た成分で、覚醒作用やリラックス効果があります。
  • ブドウ糖
    エネルギー源となる糖分です。
  • 食物繊維
    腸内環境を整えるのに役立ちます。
  • ビタミンやミネラル
    健康維持に欠かせない栄養素が含まれています。

このように、カカオにはさまざまな栄養素が含まれており、チョコレートは単なるお菓子以上の存在として楽しめます。

カカオに期待できる効果とは?

更年期の時期は、自立神経の乱れからくる不調のほか、血管疾患や肥満などの健康リスクも上昇することが知られています。
ここではカカオが体にもたらす健康効果についてご紹介していきます。

動脈硬化の予防

カカオに含まれるカカオポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈効果の予防が期待できます。

血管が硬くなってしまう動脈硬化は、脳卒中や生活習慣病の原因となり、悪玉コレステロールが血管に溜まり酸化することで発症します。
カカオポリフェノールには、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ血管をしなやかにする働きがあります。

血圧の上昇を抑える

血圧は何らかの原因で血管に炎症ができ、血管が狭くなることで上昇します。

カカオポリフェノールは血管を広げる作用があり、血圧の上昇を抑えることが期待できます。

『女性ホルモン(エストロゲン)には、血管に付着したコレステロールを取り除いたり、血管を拡張させる働きがあります。更年期には女性ホルモンが低下することで、動脈硬化や高血圧のリスクが高まるため、血管の健康にも注意が必要です。』

ストレスの軽減

テオブロミンというチョコレートの苦味成分はセロトニンの分泌を促す効果がありストレスの軽減が期待できます。

セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、分泌されることで自律神経を整え、精神を安定させます。テオブロミンが含まれている食材は、ほぼカカオのみと言われています。

ダイエットサポート

カカオポリフェノールは代謝を促進し、脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。

また、血糖値の上昇を防いだり血糖値を下げるためのインスリンの働きを助ける役割があるため、食事の前に食べると血糖値の上昇を穏やかにし、食事の量を自然と制御できると考えられています。
「ダイエット中に甘いものを我慢する」という人にとっては、チョコレートを食べられることでストレスの発散に繋がります。

美肌効果

カカオポリフェノールの抗酸化作用は、肌の老化の原因である活性酸素を取り除き、くすみ・しわ・たるみを防ぐ効果が期待されます。

また、カカオポリフェノールを多く含むカカオ製品を12週間続けて摂取すると肌の水分量の低下を防ぐという結果も報告されています。水分を保持し肌のキメを整えることも期待できるでしょう。

チョコレートの選び方

  • カカオ含有量が70%以上のチョコレート
  • 1日25グラム
  • こまめに食べる

カカオ含有量が70%以上のチョコレート

ミルクチョコレートにもカカオポリフェノールは含まれますが、配合されている原料によってはカロリーも高くカカオの割合も低くなります。
また、ホワイトチョコレートにはカカオが全く含まれていないのでポリフェノールやテオブロミンの効果は期待できません。チョコレートが持つ効果を得られやすいのが高カカオのもの。
含有率が70%以上のチョコレートを選ぶと良いでしょう。

1日25グラム

高カカオチョコレートにも、脂質や糖質が含まれるため、大量に食べるとカロリーを摂りすぎてしまいます。
1日に15〜25g程度(3粒〜5粒)を目安にしましょう。

こまめに食べる

ポリフェノールの抗酸化作用は食べてから2〜3時間程で排出されるので、こまめに食べると良いでしょう。
チョコレートを食べるタイミングは、朝・昼・晩「3食の直前」と「間食」がおすすめです。
「血糖値の調整」は食事より先に高カカオのチョコレートを摂ることで得られます。

さいごに

チョコレートの原料であるカカオはポリフェノールやテオブロミンが豊富で、閉経後の女性の健康リスクを予防する効果があります。
特にカカオの含有量が多いチョコレートを選ぶことで、一般的なチョコレートより糖質を抑えられるのも魅力です。

食べ過ぎに気をつけながら、健康にも美容にも優秀な高カカオチョコレートを、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?

参考サイト
5分で分かる効果 カカオポリフェノール・カカオプロテイン | みんなの健康チョコライフ | 株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.

参考資料
※Heinrich, U.; Neukam, K.; Tronnier, H.; Sies, H.; Stahl, W., Long-term ingestion of high flavanol cocoa provides photoprotection against UV-induced erythema and improves skin condition in women. J Nutr 2006, 136, 1565-9.

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