【後編】デリケートゾーンの気になる匂いに。日々のケアを見直そう!

気になるデリケートゾーンの匂い。
前回のコラムでは、デリケートゾーンのニオイと食べ物の影響についてご紹介しました。

食べ物に気をつけることはもちろん、毎日のデリケートゾーンケアもとても大切です。

今回は、その方法をお伝えしていきます。

正しく洗う

デリケートゾーンの洗い方は、教わる機会も少ないので、正しく洗えているか分からない。というお声が多いです。

洗うときのポイントは、全部で4つ!
ぜひ意識してみてください。

1.洗い残し

デリケートゾーンは、構造が複雑で洗い残しが多くなりがちです。
凹凸に沿って、指で丁寧に洗い、ぬるま湯で優しく流しましょう。

2.洗う範囲

膣内は自浄作用があるので、洗うのは外側のみです。
中まで洗ってしまうと、膣内環境を守っている良い菌を洗い流してしまい、雑菌の繁殖とニオイの原因につながります。

3.擦らない

デリケートゾーンは、とても皮膚が薄く敏感なところです。
ボディタオルで擦ってしまうと傷がつき炎症の原因に。
擦らないように気をつけながら、指で優しく洗いましょう。

4.ボディソープはNG

膣内は酸性に保たれています。
ボディソープの多くはアルカリ性の為、洗浄力が強く必要な菌まで流してしまいます。
そのため、洗う時はデリケートゾーン専用のソープを使うようにしましょう。

ムレ対策

デリケートゾーンは非常にムレやすく、ニオイが起こる原因に・・。
ムレを対策し、清潔な状態を保ちましょう。

1.おりものシートは1日中つけたままにせず、汚れたら取り替えましょう。

多い日は朝・昼・夕と1日3回取り替えるのが目安です。

2.下着を見直す

ポリエステルやナイロンなどの化学繊維の下着は通気性が悪く、ムレとニオイの元に。
天然素材のコットン(綿)やシルクを選ぶと、清潔な状態が保ちやすくなります。

その他、ニオイ対策を過去のコラムでもご紹介しております!

病気が原因のことも・・

明らかにいつもと違う悪臭がする場合は、病気の可能性がございます。
性行為の有無に関わらず、膣内の環境が乱れて、悪い菌が増えているかもしれません。

特に寝不足や疲れている時は免疫力が下がり、細菌性膣炎やカンジタ症を発症しやすくなります。
決して恥ずかしいことでは無いので、速やかに婦人科で相談しましょう。

さいごに

デリケートゾーンのニオイが強くなる多くの原因は、細菌の繁殖が関係しております。

「清潔に保つ」「菌を増やさない」ことを意識して、快適な日常を送っていきましょう!

デリケートゾーン用のソープで毎日優しく洗浄

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大切なところだからこそ、丁寧に優しくケアを。

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